時事、時流,時局、事情(その1)

059.gif国際シンポジウム「2020年へ、日本は世界に何を発信できるか」
10月3日に日経ホールで開かれたシンポジウムを聞いてきた。
b0057924_14541287.jpg

主催は東芝国際交流財団なので現郵政社長の西室さんが開会宣言し、来賓あいさつはこの人だった。
言わずと知れた2020年五輪の組織委員長。御年82歳というから6年後は88歳になられる。
西室さんがあいさつを終わって帰るとき出くわしたが,つえをついて歩いていた。韓国に行ってきたりして今元気な森さんも6年後はどうなることやら。でもさすがに話はうまい。

051.gif第一部の講演は日本の歴史、文化に詳しい外人が、日本人自身には気づきにくい点を分析して「海外から見た日本に期待すること」をテーマに講演した。
最初の出てきた人はバラク・クシュナーというアメリカ人で現在ケンブリッジ大の准教授
英語ではなく日本語で、しかも落語の話から切り出したのにはびっくりした。
1992年来日して、最初は三陸地方で暮らし始めて英語補助教員を務めながら日本や中国など東アジアの歴史研究を進め、プリンストン大で日本史の博士号を取得した経歴の人物だった。
話の内容は
一、日本はメディアも国民も日本国のありかたがどうあるべきかをまだ方向付けしていないのは問題。
二、英語教育への盲信がグローバル化の制約になっている。もっと中国語や東アジアの言葉も教育を
三、歴史認識は不断に歴史研究を続ける必要がある。
中国人は世界の他国人が自分たちをどう見ているかに強い関心を持っている。日本人ももっと関心を持つべきと。
二人目はタイのタマサート大学教授で慶応大学修士のキティ・プラサートスック
話の内容は一般的な話でつまらなかったが、日本語は上手だった。
063.gif第二部はシンポジウム
壇上に並んだのは
司会者はジャーナリストの島信彦
学者の本川裕、早稲田のスポーツ科学学術院教授の真野義之
東芝相談役の岡村正  元経済財政大臣の太田弘子
テーマは「日本力の世界への提案」
日本アカメディア「日本力研究」共同座長の岡村さんは”現在の閉塞感は国の方向についての国民的コンセンスのなさにある。2020年に向けて国家像を示すべき”と切り出した。
また「日本力とは」①イノベーション②ソフトパワー③危機管理に強い日本だと。

島司会者の進行で4人がそれぞれ日本の現状認識やこれからの課題など発言したが、ユニークだったのは
間野先生の提案
世界にはまだオリンピックでメダルを取ったことがない国が多くある。2020年東京オリンピックでこの国々特にアジアの国がメダルが取れるように支援貢献するようにしたら良い。こちらから指導者を派遣するとか、選手を日本に招いて合宿させるとかして支援する。そうすれば日本のソフトパワーを発揮して世界に貢献できると。
067.gif終わって
ディスカッションが終わって傍聴していた外人講師のプラサートトックが”2020年の東京ではパラリンピックをオリンピックより先にやったらどうか。パラリンピックはいつも後からやると忘れられることが多いから”
という提案もでた。
4時過ぎに終わって経団連会館でやっていた東北支援マーケットで牛タンスープとカキのあぶり焼きを買って土産にした。
始まりが13時からで終わりが5時近かったので、昼休みと帰宅時間のビジネス街を久しぶりに歩いて懐かしかった。
元の勤め先のビルの建て替え新ビルが出来上がりつつあった。
b0057924_1551850.jpg

b0057924_15512259.jpg
b0057924_15513570.jpg
b0057924_15514658.jpg

by masayosi-oouchi | 2014-10-08 15:00 | 時局、時事、時流、事情 | Comments(0)

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ 遊ぶ子供の声聞けば わが身さえこそ揺るがるれ(梁塵秘抄) since2004 


by masayosi-oouchi