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故郷の今昔

069.gif062.gif故郷の歴史
わが故郷は瀬戸内海の西の周防灘に位置する周防大島だ。
最近城山三郎の小説「秀吉と武吉 目を上げれば海」を読んで、島にまつわる事で始めて知ったことがある。
毛利元就が陶晴賢を1555年に厳島で戦って破った時に村上水軍が毛利に加勢した。その恩賞に周防大島を拝領したということが書かれてある。村上水軍の総代が村上武吉で、彼は最後には秀吉と対立し加護を受けていた毛利からも見捨てられて、本拠とする 能島にも帰れずに周防大島に一族と隠棲することになる。
平地の少ない島での水族一族の暮らしは勝手の効かない百姓仕事で大変だったらしい。
周防大島での高校生の頃を思い出した。
昭和33年に島に二つある高校の内一つの安下庄高校(あげのしょうこうこう)に入学した同級生に村上四郎くんがいた。
村上姓を名乗る村上水軍の一族の一人だということを確か人づてに聞いたことがあった。
特に親しかったことはないが、顔の輪郭が野武士然としたごっつい感じだったことを覚えている。
手元にある同窓会名簿で2004年に作成されたリストを調べてみると、姓が高橋姓に代わっていて住まいは大島町東屋代になっていた。
城山三郎の小説はkidleの電子書籍で読んだが、同じ電子書籍で「村上海賊の娘」を続けて読み始めた。
071.gif故郷の今
周防大島の実家は農家で、花の栽培をしている。花卉栽培で頑張っている甥の長女が、Facebook で島の生活を書いているので、時々覗いてみている。
そこに投稿された今の故郷の写真を懐かしく見ることができる。
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この写真は盆踊りの風景である。
今も盆踊りが行われているようだ。
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昔自分が実家にいたころは我が家の家の前の広場でこのような踊り場ができて、お盆でき帰郷した人を含めた村中の人が集まって来て、夕方から夜中まで三日三晩それは賑やかだった。
実家の隣が村の共同墓地なので、盆の時期には村中の家族が我が家の前を通って墓参りする光景も思い出す。
「出井~島のひみつきち」と題したブログの写真をみると、その光景がどこの地点から撮ったものかをありありと思い出すことができる。
故郷の瀬戸内の海の風景
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稲田と天神さん
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by masayosi-oouchi | 2016-08-11 22:14 | 雑念、雑事、雑学 | Comments(0)

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ 遊ぶ子供の声聞けば わが身さえこそ揺るがるれ(梁塵秘抄) since2004 


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