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梅雨の晴れ間に

梅雨の晴れ間と言っても今年の関東地方は雨が少なくて、晴れ間には30度を超える猛暑となる。我が家では7月に入ってあたふたとクーラーの掃除や扇風機を取り出したりと夏の準備をした。
169.pngチェロアンサンブルちば
7月1日(土)には、毎年招待状が届く千葉大の管弦楽団チェロパートOBの団体チェロアンサンブルちばの18回目の演奏会に出かけた。
今回はなんと今年オープンなった浦安音楽ホールで開かれた。この音楽ホールは新聞でも紹介された立派な施設で、音響設備の整ったコンサートホールが二つもある。
しかも京葉線新浦安駅の直近で便利だ。新浦安駅は舞浜のディズニーが近く駅前にはオリエンタルランドホテルやブライトンホテルがあり、イオンモールもあってとても賑やかで垢抜けた場所だ。よくこんなコンサートホールが取れたと感心した。
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演奏は前半4曲後半3曲聴いた。中でも最後に演奏されたM.ラベルのボレロをチェロだけでやったのは、オーケストラ版とは違う聴きごたえがあった。チェロ17台の演奏と一台のチェロの胴を指でたたいて拍子をとる演奏ぶりは面白かった。
そして圧巻だったのはハイドンの有名なチェロ協奏曲二番ニ長調は指導者の平田昌平氏がソロを8台の教え子がtutti(ソロの伴奏という音楽用語とか)伴奏したがこれも良かった。今自分のiPadにはiTuneでこの曲を入れてあるので家に帰ってもオーケストラ版の協奏曲を愉しめた。
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我がチェロは最近は主が怠けて手を出さないので多分弦も緩んでたるんでいることだろう。
147.png上野の森の美術館
丁度前の日に上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたというニュースが流れていたその上野の都立美術館で開かれている「バベルの塔」展を観賞した。
ブリューゲルの有名な作品の周りは人だかりで、小さな作品でもあるので観ずらかったが、別室で解説もある映写があってじっくり見ることができた。
他にはボスの初来日作品2点が見どころで、後はエッチングなどの小作品がずらりと並べられていた。
火曜日とあって比較的すいていたが、最終日が近いとあって大勢の人で出会った。
この日の夜は半蔵門で同期会があるので美術館を出てからはまっすぐ東京駅経由半蔵門に向かった。
171.png日経カルチャー
新聞社日経の関連会社日経旅行社は中国敦煌やイタリアの美術館めぐりなどユニークな企画旅行をやっている。どのコースも旅費が高くてとても参加することはできないが、東京の新聞社本社でフィレンチェの文化と題する講演がありイタリア在住のガイドが帰国して講演する催しがあったので出かけて聞いた。
さすがに豊富な情報を、神話やキリスト教など基礎教養を含めて話してくれた。
聴衆はやはりセレブらしきシニア層が多く、何年か前に現地に行ったがストで美術館に入れなかったがどうしたらよいのかーいや、ストは多いが二日もやらないから余裕をもって旅程を組めばよいなどの問答もあった。
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168.pngキッテの博物館
日経カルチャーに行くついでに東京駅前のキッテに出来た博物館 インターメディアに寄ってみた。
エレベーターで2階に上がってすぐのところに東大の医学、理学、工学系の博物館の展示物がここに集められて公開されていた。
入場料は無料だったが、良くこんな都心の一等地に無料でとびっくりした。
この日は3階まである展示物のすべては見ることができなかったが、もう一度寄ってみたい。
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by masayosi-oouchi | 2017-07-04 15:47 | 音楽 | Comments(0)

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけむ 遊ぶ子供の声聞けば わが身さえこそ揺るがるれ(梁塵秘抄) since2004 


by まさ